東浦の海岸より屋島、庵治から昇る朝日を見る

     女木島別名「鬼ヶ島」
女木島別名「鬼ヶ島」は、高松港よりフェリーで20分弱の所に浮かぶ周囲7.8km、面積2.7km²の小さな島ですが、歴史的にもいわれが多く、5世紀に作られた丸山古墳からは、ハート型純金耳飾りが出土され、また「俵石」と呼ばれる周囲10mもある大石にはお姫様の霊が宿ると信じられており「琴姫大明神」として祀られている。
 西浦にある荒太神社のご本尊は海の中にあり、大潮の時の潮が引いた海の中から現れる。ここにも逸話がたくさん残されている。
 「桃太郎」の童話は大正末期から昭和22年まで国定教科書に掲載されていました。高松市鬼無町で小学校教諭をしていた橋本仙太郎氏は、鬼無(きなし)という町名から讃岐が桃太郎の舞台であると郷土史を研究していたところ、昭和6年に女木島で洞窟を発見。翌7年に「鬼無伝説桃太郎さんの鬼ヶ島征伐」を発刊すると、20数版を重ね、一大ブームに。これを機に、女木島は鬼ヶ島として大勢の観光客で賑わいました。ちなみに洞窟は人工的に掘られたもので、古代の人の住居跡、室町期の砕石跡などと諸説伝わっています。
  (一部女木島お散歩マップより引用)

鬼ヶ島活性化委員会とは

今に始まったことではないが、女木島は限界集落化が進んでおり将来に向けた島外との連携を目指している。島民と来島者が交流できる居場所作りを行い、島の農産物等を使ったワークショップを開催し、生産者との交流を通じて女木島の魅力発信を行う。